「SOMETHING」コンセプト
よく笑う真面目なお姉さん、による正直な話
コンセプトの由来
自分評です。韓国ドラマ『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』(『愛の不時着』のソン・イェジン主演、“恋愛細胞活性化ドラマ”と評された年下彼氏がかわいすぎる話)のタイトルを文字りました。
ドラえもんにとってのネズミ並みに自己紹介がにがてなので、「『よく◯◯する◯◯なお姉さん』で自分を表現すると?」という制約で考えてみました。
ブログ(サイト)をつくる動機のひとつに「良いと思ったもの/こと/サービスを伝える」があります。そこでだれかにものを伝える時、つまりコミュニケーションのスタイルを形容した結果、「よく笑う真面目なお姉さん」が適当かなと思いました。
どんなお姉さん?
笑い上戸で機嫌の波なし、話しかけられたら一言一句をきちんと聞いて1にも2にもまず肯定、求められた時は解決策をある視点として伝える、というコミュニケーションをわりと徹底していて。家族内の不協和音緩和や後輩の駆け込み寺の役目を求められることが結構多いです。
そして取り柄といえば、真面目と健康。真面目というのは、勉強好きという意味です。文字を読めない3歳のうちから読み聞かせの『さるかに合戦』を暗唱したらしく、本好きからの活字中毒になり、テキストによる情報収集がもはやいちばんの趣味。消しゴムの文字や調味料の成分表、取扱説明書や奥付などなんでも読みます。気になったことは即調べてはストック。
お姉さんはかく語る
そういう収集が高じてか、持ち物を聞かれたりレストラン探しで頼られたりよくします(自分比)。物自体の質問とおなじぐらい、「どうやって探しているの?」と探し方を尋ねられることがしばしば。
その頼られ方はどんな性質がもたらしているのかを推測したところ、
①カバー範囲の広さ
②ニーズを拾って前提と制約を踏まえてレコメンドするマーケティング力
から来るのかなーと。
①カバー範囲の広さ
これはひとえに雑誌パトロールに由来している!雑誌に人生救われた族なので、雑誌などのメディアパトロールがもはや趣味というかライフワークです。ファッションや美容など女性誌をはじめ男性誌もカルチャー誌も、旅行もビジネスもグルメも料理も建築も、週刊誌以外はほぼ読んでいるかな。紙媒体は校閲校正(事実確認や誤字脱字)が機能しているので信頼度高くて、ネットもめちゃくちゃ見るからこそより安心して見られる存在。
②マーケティング力
マーケティング力というとおおげさですが、これは職業病とも自己肯定感の低さとも言える逆算思考からきているもの。「相手は何を求めているか」を顔色や口調や語尾で察知する能力が(悲しいかな)突出して高く、加えて根が真面目、のため、期待に応えたい気持ちが異様に強い。でも面倒くさがりで最小限の手間と労力で最大限のリターンを得られる効率性を重視、論理性や合理性がないと納得しづらい(だけど心理学や行動経済学により人間の非合理性もわかる)という性質なので、最短距離で最大効果を出したいんですよね。その手段として、ニーズ深掘り・前提と制約の仮説・相手目線のメリット/デメリットを並べてレコメンドするようになりました。
方針
この①と②をベースに、「よく笑う」のほがらかさを忘れずに、楽しく運営していこうと思います。
楽しくとは、土曜日のブランチで妹とスパークリングワイン空けてほろ酔いで「そういえばこの間買ったリップが!めちゃくちゃ良くて!!」と熱弁する感じ。”妹と”というのがミソで、妹にはぜったい嘘や適当な事は言えないし言わないからです。常に本音で、赤裸々に、明るく楽しく話す相手が妹。ノリは軽く、でも体験や裏付けやエビデンスベースなど真面目さは忘れず。